2030年までに「接続可能な社会の実現」
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール(目標)・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
出典:外務省
深作多目的遊水地協議会は、綾瀬川流域を洪水から守る総合治水対策の一環として位置づけられた遊水地の環境改善を通じて、地域住民が協働で持続可能な社会を目指している取り組みです。このような活動は、国連が掲げる「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」の目的の一つである、「水と衛生に関する適切な遊水地の整備と改善」に直結しています。
具体的には、深作多目的遊水地協議会の活動は、以下のようにSDGsへの取り組みをしています。
「目標6.安全な水とトイレを世界中に」
深作多目的遊水地は、洪水災害から綾瀬川流域を守るための調節地として、水の安定供給を確保することで、地域住民に清潔な水を提供しています。
「目標11.住み続けられるまちづくりを」
深作多目的遊水地協議会は、地域住民が主体的に取り組むことで、地域の自然環境を保全すると同時に、遊水地周辺を整備して地域コミュニティの創出の取り組みをしています。
「目標13.気候変動に具体的な対策を」
深作多目的遊水地協議会は、洪水災害から綾瀬川流域を守るために、遊水地を「管理された自然環境」にすることで、気候変動による自然災害に対する具体的な対策を実施しています。
このように、深作多目的遊水地協議会の活動は、地域住民が主体的にSDGsへの取り組みができる例となっています。
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